ベルセルクのココがすごい!あらすじと魅力をご紹介

ベルセルク すごいマンガ

4、5年前からでしょうか。小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿されているファンタジー系統の作品のメディアミックスが流行し、数多くの有名な漫画やアニメが誕生しています。キャラクターやストーリーもわかりやすく、今までファンタジー作品を読んだことのない層にも楽しみやすいため、幅広い世代にわたって浸透しています。これらをきっかけに、ファンタジー作品にハマったという方も多いのではないでしょうか。

そこで、剣と魔法の世界への一歩を踏み出した皆さんに、よりどっぷりとのめりこんでもらいたいという思いを込めて、ダークファンタジーの金字塔的作品『ベルセルク』をご紹介させていただきたいと思います。

ベルセルクのあらすじ

ベルセルクは、中世ヨーロッパを彷彿とさせる世界観を下地に、主人公ガッツの復讐劇を描いたダークファンタジーです。幼少期、傭兵団に拾われたガッツは、戦場を転々としながら生きるために剣を振るう日々を過ごしていました。

その最中、噂名高い傭兵団、『鷹の団』と、後の最大の友であり敵となる、団長グリフィスに出会います。二人は決闘の末、勝利したグリフィスの命によりガッツは鷹の団へ入団。切り込み隊長として名を馳せながら、鷹の団躍進の中心人物となっていきます。

いつしかグリフィスはガッツを、自分の唯一の友として信頼を寄せていきますが、反面ガッツは、今のままではグリフィスと対等の友になれないという想いを募らせ、鷹の団を抜ける決心をします。

再度の決闘の末、グリフィスを破ったガッツは、グリフィスの元を離れ放浪の旅へ。ここから運命の歯車が大きく動き出し、ガッツが復讐の道に身を投じることになっていきます。

ベルセルクのここがスゴイ!

今回ご紹介する『ベルセルク』のここがスゴイ!という魅力についてご紹介していきたいと思います。

本作品の世界観や主人公、ガッツの生きざまなどみどころが盛りだくさんですよ。

ここまで描きこむのか、と言わんばかりの超繊細タッチ

ベルセルクの魅力の一つに、細部まで繊細に書き込まれた描写があります。背景や人々の衣服、装飾に始まり、躍動感あふれる戦闘シーンの一つ一つまで書き込まれており、作者のこだわりと情熱が感じられます。

キャラクター一人一人の表情や仕草も練りこまれており、見ていて飽きることがありません。一つ一つのコマがまるで絵画のように描き込まれています。特に、物語の中で重要なファクターである、人ではないキャラクターたちは、独創的なデザインに加えて躍動感あふれる描写により、驚くほど格好よく、恐ろしく、愛らしく感じることができます。様々なキャラクターの中できっと思い入れの強い自身のお気に入りができることでしょう。

主人公ガッツの、名前があらわす通りの生きざま

絶望や苦痛にのあふれる世界を、血まみれになりながらも切り開き前に進む。壮絶な生きざまと時折垣間見せる人間らしく温かみある一面が、物語へ一層深く読み手を引き込んでくれます。

ベルセルクの世界観はどちらかというと、暗黒時代を想起させるような薄暗いイメージを植え付けてきます。戦争や飢饉、支配や暴力といった要素があふれる混沌とした世界。そんな世界を己の力で切り開き、突き進んでいく。

混沌の中にある一筋の光を、死に物狂いでつかみ、たどりよせるようなパワーあふれるガッツの在り方には、心を震わせるものがあります。

ベルセルクの名にふさわしい戦闘シーン

そもそもベルセルクとはどんな意味でしょう。ノルウェー語では、古代北欧神話にでてくる異能の戦士をあらわし、英語ではバーサーカーと呼ばれます。ゲームなどで聞いたことがあるかもしれませんね。

日本では主に「狂戦士」と訳されることが多いです。読んで字のごとく、幼少期から死線を潜り抜けてきたガッツの戦闘シーンは鬼気迫るものであり、情け容赦なく相手を切り伏せ、薙ぎ払い、叩き潰します。

己が傷つくことを厭わずに大剣を振るう様はまさに狂戦士のごとく。そしてそれは物語が進むにつれて一層苛烈になっていきます。

物語の結末はどこへ・・・?壮大なストーリーと衝撃展開の数々

ベルセルクは物語が数章に分かれています。章ごとに時系列が変わり様々な出来事を余すことなく物語として見せるところが面白く、それぞれの魅力があります。序盤は話の流れがいまいち見えません。ガッツが人の姿を借りた異形のものと戦う描写が続きます。

ただ、そこにはガッツの激しい怒りと憎悪がありありと描かれています。そののちに、ガッツの生い立ちや鷹の団との出会いが描かれ、そして本作一番の衝撃シーンであり、物語の中核ともいえる、蝕と呼ばれる出来事に繋がっていきます。ガッツの復讐の旅の根っことなるこの蝕は一見の価値あり。多数の読者からトラウマになったとの悲鳴が上がるほどの衝撃がそこにあります。

また蝕を乗り越え、新たな仲間たちとの邂逅、強敵との死闘。徐々に明らかになる、人ならざる者の存在、変容していく世界に、たくましく描かれる人々の姿。因果を巡るような物語の展開はきっとあなたを夢中にさせてくれることでしょう。

まとめ

さて、ここまでベルセルクの魅力の一端をご紹介してきましたが、現在本作は40巻まで発行されており、今なおヤングアニマルにて連載中となります。とても言葉や文章で語りつくせるボリュームではありませんので、ぜひご自身で手に取ってみてはいかがでしょうか。

壮大な物語も佳境に近づいています。この大作の完結を一緒に見届けましょう!

作者名 三浦建太郎
出版社 白泉社
掲載誌・レーベル ヤングアニマル
ジャンル 青年マンガ

ベルセルクの作品一覧へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました