数ある電子書籍ストアの中から自分に合った一つのストアを選ぶのって大変ですね。
選ぶのが面倒だから有名なAmazonのKindleストアを・・・というパターンも多いと思いますが、意外と言ってはなんですが結構優れた電子書籍ストアは他にも存在しています。
電子書籍サービスの中には基本無料で読めたり、一冊づつ購入して読むタイプや読み放題サービスまで多様化しています。
しかもストアによって読める電子書籍の作品数やラインナップ、セール対象タイトルが異なる場合も多いので、ストア選びは結構重要だったりします。
この記事では電子書籍ストア選びに迷ってしまった方向けに漫画が充実している電子書籍サービスや選び方のポイントについてご紹介いたします。
電子書籍が読めるサービスはたくさん存在する
電子書籍が読めるサービスは様々なタイプがあり、それに属するストアもかなり量が多いです。
例えばKindleストアのように一冊づつ購入して読むタイプもあれば、レンタルして期間限定で読むレンタル型や基本無料で一定の感覚で付与されるポイントやチケットを使って読むタイプ、定額料金を支払えば読み放題できるサービスまで本当に幅広いです。
つまり読み方や課金方式が全く異なる場合があるので、電子書籍ストア選びは電子書籍サービスの種類を理解することから始めたほうが早いと思います。
電子書籍のタイプは自分の読む頻度や読む端末などから一番自分に合っていると思うものを選ぶようにしましょう。
電子書籍のタイプを絞り込めば、あとは自分に合いそうなストアを選ぶだけなので効率よく電子書籍サイトが選べます。
電子書籍サービスの種類を覚えよう
まず思い浮かべるのがKindleストアのような、その都度電子書籍を購入して読むタイプのサービスではないでしょうか?
ネットショッピングと同じ要領で欲しい作品をカートに入れて決済すれば購入することができます。
ネット通販と違うのは購入完了後、すぐに読むことができる点です。
ストアによっても異なりますが、購入した作品は本棚に入れられて専用アプリやブラウザからアクセスすることで本を読むことができます。
一冊づつ購入して読むので書店で本を買うイメージに近いので馴染みやすいストアと言えます。
こういったタイプの電子書籍ストアは以下のようなサービスがあります。
- Kindleストア
- 楽天Kobo
- Reader Store
- ebookjapan
- BookLive!
- ヨドバシ・ドット・コム電子書籍ストア
- コミックシーモア
- BOOK☆WALKER
- DMM電子書籍
- Apple Books
- Google Play(書籍&マンガ)
- Neowing電子書籍ストア
- コンテン堂
- COCORO BOOkS
- mibon
- ひかりTVブック
- 紀伊國屋書店ウェブストア
- 電子書店パピレス
- honto
ざっとピックアップしただけでもこれだけの電子書籍ストアがありますが、まだ他にも紹介しきれないストアがあるのでかなりの数です。
次に紹介するのが有料会員になって貰えるポイントを使ってマンガを購入できる電子書籍サービスです。
月額500円コースや月額3,000円コースなどの有料コースに登録すると登録するコースに応じてポイントが毎月付与される仕組みです。
会員はこのポイントを消費して電子書籍や電子コミックを購入して読むことになります。
このタイプの電子書籍ストアのメリットは高額なコースに登録するほど通常ポイントに加えてボーナスポイントが貰える点。
場合によっては1冊づつ購入して読むよりもお得になることがあります。
例えば下記のような電子書籍サービスがあります。
- めちゃコミック
- BookLive!コミック
- まんが王国
- コミなび
- コミックフェスタ
- U-NEXT
U-NEXTのように基本的には動画配信サービスですが、電子書籍も配信するサービスもいくつかあります。
また上記リストには含まれていませんが、コミックシーモアなど一部のストアでは都度購入に加えて月額コースを用意するサービスもあります。
最近よく耳にするサブスク型の電子書籍サービスも増えています。
有名なKindle Unlimitedやシーモア読み放題、アダルト漫画に特化したFANZAの電子書籍読み放題サービスまで定額制の読み放題サービスも今盛り上がっています。
毎月定額料金を支払えば電子書籍サイトで配信している作品が全て読み放題で楽しめるのが特徴で、何冊読んでも料金が加算されることがありません。
サブスク型の電子書籍読み放題サービスは下記のようなサイトがあります。
- Kindle Unlimited
- シーモア読み放題
- ブックパス
- FANZA電子書籍読み放題
- Tマガジン
- マガジン☆WALKER
- 楽天マガジン
- dマガジン
- ロマンス ライブラリ
- ブック放題
dマガジンなど電子雑誌に特化したサービスも含まれていますが、中には漫画雑誌も読み放題できるサービスもあります。
読書が好きで色々な本を楽しみたい方は読み放題サービスが向いています。
定額制のサービスであれば一定の期間は無料で試せるケースがほとんどなので、無料体験できるサービスであれば実際に利用してから有料で利用するか判断すると良いでしょう。
電子書籍ストアの特徴や使い方は電子書籍ストア比較NAVIというサイトで詳しく紹介されているので気になる方はチェックしてみてくださいね。
本格的に電子書籍を楽しみたいなら専用端末がオススメ
電子書籍を読むには電子書籍専用のリーダー端末か、ユーザーが所有しているPCやスマートフォンにリーダーアプリをインストールすることで閲覧することができます。
電子書籍専用のリーダー端末はmフロントライト構造によって目が疲れにくいディスプレイが採用されていたり、片手でも操作しやすいように軽量かつページめくり用の物理ボタンが設置されていたりとスマートフォンなどのデバイスよりも読書するために開発された端末であるため、本格的に電子書籍を楽しみたい人は専用のリーダー端末が提供されている電子書籍サービスがオススメです。
ただし、専用のリーダー端末が継続的にリリースされているサービスはかなり少なく、ストア専用の端末であるため他のストアで購入した電子書籍は読むことができないことは覚えておいたほうが良いと思います。
▲ 楽天Koboのリーダー端末「Clara HD」
もし電子書籍専用のリーダー端末で読書したい人は現時点ではAmazonのKindleストアや楽天Koboのどちらかになると思います。
どちらの電子書籍ストアも幅広いジャンルの書籍を取り扱っており、ラインナップも豊富なので好みのサービスを利用しましょう。
最近ではAndroid搭載したE-ink電子リーダーも販売されているので、今後は一つの端末で複数の電子書籍ストアを利用しやすくなりそうです。
電子書籍ストアを選ぶポイント
電子書籍ストアを選ぶうえで重要なのが取り扱う作品数が豊富なストアやお得なセールやキャンペーンが充実しているストアです。
また、対応するデバイスや決済方法が豊富なことも重要だと思います。
もちろん、膨大な量の作品の中から自分好みの作品や購入したい作品を探すために使いやすいWebサイトであることや電子書籍を読むためのリーダーアプリも使い勝手が良いサービスを選びたいところ。
読みたい作品をその都度購入するタイプの電子書籍ストアであれば会員登録やアプリは無料であるため、無料配信されている本を購入して試し読みするなどして判断すると良いでしょう。
ストア選びでチェックしておきたいポイント
- 取り扱うジャンルが幅広く何でも揃う
- 配信されている作品数が充実している
- セール・キャンペーンが充実している
- ストアで作品が探しやすいか
- リーダーアプリが使いやすいか
- 支払い方法の種類が豊富
- 運営会社の規模
一つ注意しておきたいのが、電子書籍ストアのサービスが終了すると今まで購入した作品が閲覧できなくなるリスクがあることです。
最近では救済措置がとられるケースが多いですが、運営会社の規模などを確認してできるだけ継続的にサービスが継続しそうな電子書籍ストアを選ぶことが大切です。
会社の規模が大きければ終了するリスクがゼロになるわけではありませんが、利用する電子書籍ストアを選ぶうえでは少しでもサービス終了するリスクが少ないサービスを選ぶほうが無難です。
漫画が充実している電子書籍ストア
少年・青年漫画、少女・女性漫画が充実している電子書籍ストアをピックアップしてご紹介いたします。
公式ストアに記載されている取り扱い作品数や漫画の検索一覧に記載されている作品数をもとに漫画のラインナップが充実しているストアを厳選しています。
ただし、冊数ではなく作品数で集計しているため、Kindleストアのように冊数が表示されるストアは除外しておりますのでご了承ください。
また、作品数は当サイトが執筆時に調査・集計した内容となります。
コミックシーモア
名前に「コミック」付きますが漫画や小説、ビジネス・実用書、雑誌、アダルトなど何でも揃う大型の電子書籍です。
コミックシーモアでは少年・青年漫画、少女・女性漫画が57086作品取り扱っている充実のラインナップ。
レビューが多く投稿されているので新しい作品の開拓にも○。支払い方法も豊富で利用しやすい電子書籍ストアです。
パソコン(Windows)やスマートフォン向けに本棚アプリも提供されているので、端末に電子書籍をダウンロードしておけばいつでもどこでも読むことができます。
新規で会員登録すると1回限り使える50%OFFクーポンが貰えるのでかなりお得。
公式:コミックシーモア
BookLive!
個人的にストアの中でも作品数が充実していると感じているのが、この「BookLive!」という電子書籍ストアです。
執筆時点では58,581タイトルの作品を配信する超大型の電子書店です。
少年・青年漫画、少女・女性漫画だけ見ても65179作品取り扱っている充実の内容。
対応するリーダーアプリや支払い方法も豊富なので電子書籍を初めて利用する人にも最適です。
新規登録で50%OFFクーポンが貰えるほか、毎日回せるクーポンガチャでも割引クーポンが貰えるのでお得に漫画を購入することができます。
公式:BookLive!
ebookjapan
漫画や小説、ラノベ、ビジネス・実用書、雑誌、アダルトなど何でも揃う大型電子書店。
BookLive!と比べて取り扱い作品数は少ないものの、少年・青年漫画、少女・女性漫画だけで55383作品とそれでも十分のラインナップを揃えています。
割引や期間限定の無料配信などお得なキャンペーンが充実しているので、通常よりも安く読めることも。
Yahoo!プレミアム会員なら、さらにお得になる特典が用意されているので普段からYahoo!のサービスを利用している方にはオススメの電子書籍ストアです。
公式:ebookjapan
※各ストアの作品数は当サイトが独自に調査・集計した結果となりますので、参考程度にご覧ください。
まとめ
電子書籍が読めるサービスは沢山あって迷ってしまいますよね。
各ストアごとにそれぞれ特徴があるので、ストア選びは意外に大変だったりします。
AmazonのKindleストアは無難ですが、他にも良い電子書籍サービスはたくさん存在するので、色々と試しながら検討するのも楽しいものです。
普段からあまり読書をしない人は、その都度購入するストアが最適ですが、よく本を読む人はサブスクリプション型の読み放題サービスもオススメですよ。
電子書籍の読み放題サービスなら何冊読んでも無料なので、読んだことがない作品でも気軽に読むことができますよ。
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